妬みという感情3

「妬み」の感情は「憧れ」の感情に今の自分の立ち位置への認識が加わったものである。
どこでスイッチが入るかは個人差が大きいが、簡単に言うと自分より「レベル」が低いはずの他者のレベルが突然跳ね上がった時に「妬み」の感情が生じるのだ。
この「レベル」には様々な領域が当てはまる。社会的地位、年齢の序列、収入、美醜、人間性、体力、知力、人気、幸福度etc…あげていくときりがなくなる。レベルは「偏差値」と言い換えてもいい。
この各領域から二つをあげてそこに序列の齟齬が生じた場合を想像してみよう。例えば、
「自分より後輩なのにあいつの方が出世した」
「自分の方が美人なのにあの子の方が人気がある」
この時に生じるのが「妬み」の感情なのだ。

先に挙げたレベルでどの領域においても圧倒的差異が認められる場合は「妬み」の感情が起こることはなく、純粋に「憧れ」にしかならない。
どこか遠い国の有名芸能人がいくら豪奢な生活をしていてもそこに「妬み」の感情が起こることはまずない。
「妬み」が起こるのは近所に若くて美人でお金持ちで性格のよい奥さんが引っ越してきた時である。これは地域社会での「地位」の要素がそこに生じているからだ。よそ者にいきなり高い地位を与えるわけにはいかないのだ。
「妬み」を感じる相手は、自分の属している集団においての居場所を脅かす相手なのだ。

長くなったのでさらに次回m(_ _)m

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