ぼくのかんがえたぶっきょう

この娑婆世界は3次元である。
魂は人間として生まれた後、3次元で生き続けることによって、それが世界の全てだとだんだん勘違いして行く。
幼少の頃に前世の記憶を持った者たちがいる。年齢を経るに従ってその記憶もなくなっていくが、これも同じ原因でそうなるのである。
3次元である限り実はこの世のある一面しか見えておらず、それが原因で物事の道理がわからず苦しみ悩み続ける。
縁起の悟りとは4次元の把握である。つまり時間を超越することだ。
現在と過去と未来を同時に認識するということである。そうすると物質や生き物が縁起して行く様子が一目でわかる。
娑婆は3次元だが等速直線運動で4次元上を過去から未来へ移動しているのである。
縁起の悟りとはその3次元世界を4次元から俯瞰するような感じである。

もう一段階上の悟りが5次元の把握だ。これはパラレルワールドの領域である。
現在の一点が無限の過去と未来に繋がっていることを実感するのだ。
未来には色々あって、自分が輪廻の輪を抜けられず苦しみ続ける未来も、悟りを開いて輪廻を解脱する未来も同時に見渡せる。
つまりどういう道筋を通っていけば(最短で)涅槃に入ることができるかを、一瞬で確認することができるということだ。
あらゆる過去と未来を「現量」として見る、とはこういうことを言う。
それによって自分の涅槃の姿を今起きているものとして認識できるので、現時点で涅槃に入っているのと同じということになるのだ。
だから5次元の悟りのことを「涅槃寂静」と呼ぶのである。

知らんけど

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